普通列車は基本各駅に停車するので急行や快速よりはゆっくり走ります。しかし一言に普通と言っても路線や区間、車両によって速度は様々です。大手私鉄の幹線系では線形が良い所では90kmから100km程度は大抵出ます。一方JRは国鉄時代の頃は100kmが多かったですが、末期の頃から110km運転も行われるようになり、JR化後は120km運転も市街地を中心に行われています。
ではJRで最速の普通列車はどこにあるかといいますと常磐線の取手以北にあります。同区間を走るE531系は旧型車置き換えと高速化を目的に導入され、関東の一般型電車で初の130km運転が可能な車両となり、実際に130km運転も行われています。当初は特別快速のみで130km運転が行われてましたがその後グリーン車が組み込まれてからは特別快速以外でも130km運転が行われるようになりました。但し、快速線の場合130km出るのは特別快速が多いようです。
ちなみに大手私鉄の各停の最高速度は京成・東急・名鉄・近鉄・阪急・南海等の110km程度が最速のようです。